私のように日本国外に住む日本人でも、日本と同じ様に投票できるのが在外選挙制度。
この制度っていつから始まったんだろう、、、?
皆さんは、どれくらい前からだと思いますか?
なんと、日本と同じように投票出来るようになったのは、2007年6月以降の国政選挙から
なんです。まだ10年経ってないんです。
それじゃ、それ以前はどうだったかと言うと、1998年以降は参議院比例代表に限定して
選挙権が与えられていました。
私が初めてニューヨークに来たのが2006年だから、その時は参議院比例代表のみの選挙権だったんですね。なにも知らなかったな〜。
気になる1998年以前はと言うと、在外日本国民の選挙権は一切認められていなかったんです。
いつの時代も声を上げる人はいるんですね。
1996年に行われた衆議院総選挙に投票出来なかった在外日本人が、選挙権制限を
違憲として、国を相手に訴訟を起こしたんです。
これを在外邦人選挙権制限違憲訴訟と言います。
結果は原告が勝訴して、公職選挙法改正がなされて現在に至ってるんですね。
これは、昔々のお話じゃなくて、つい最近の出来事です。
一個人が、国を相手に訴訟を起こして勝ち取った選挙権ですもの。
キチンと使わなきゃですよね。
では次回は「在外選挙人登録」について書きますね。
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